【検証】Windows版 Goodnotes

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iPadにおける手書きノートアプリとして名高いGoodnotes,ついに正式版がWindowsにおいてもリリースされました。これでiOS, Mac, Windows, Androidの主要OSにおいて利用できる状態になったといえます。

この記事では、Windows版についての使用感及び注意点について簡潔にみていきます。

iOS版との連携

アプリ版での連携

最も気になるiOS版との連携に関しては、2023年11月19日時点では実現されておりませんが、近いうちに同期できるようになるとのことです。

引用Goodnotes™公式HP

ただし、どうやらiOS版と連携できるのは2種類の有料プランのうち、高い方(「Goodnotes Pro」)のようです。

引用「Goodnotes for Windows」1年945円プラン
引用「Goodnotes Pro」1年1,350円プラン

ブラウザを使えばiOS-Windows-Android間で連携可能

(Windows-iOS)

iOSにおいて、アプリではなくブラウザ版Goodnotesを起動し、GoogleアカウントでログインすることでiOS版とWindows版を同期させることができました。Applepencilも使えます。ただし、若干ではありますがペンの追従性が落ちる気がしました。また、本体側面をタップしてペンと消しゴムに切り替えるなどのApplepencilの機能が一部制限されます。

(Windows-Android)

iOSと同様に、ブラウザ経由での同期が可能です。ただし、Android版は現在GaraxyなどのSumsungデバイスでしか利用できないせいか、私の Pixel7Proでは本当に限られたことしかできず、利用するメリット自体を感じることができませんでした。

(Windows-Windows)

何の問題もなく同期できます。

iOS版との違い

ログイン方法

iOS版はAppleIDでログインするのに対し、Windows版はMicrosoftアカウント又はGoogleアカウントでログインします。

有料コンテンツ

iOS版にはアプリ内のショップにて高品質の完成品テンプレートを購入することができますが、Windows版には現在のところありません。Goodnotes標準の基本的なテンプレート(無料)は用意されています。

ベータ版マーケットプレイスについて

現在、Windows版Goodnotesにおいてマーケットプレイスがベータ機能として加わっています。

iOS版にくらべると種類は少ないですが、これからラインナップが充実するとWindows版でもより使いやすくなりますね。

料金プラン

サブスクリプション形式が2種類用意されています。

編集

SurfacePro9-Slimpen2のコンビで使用したところ、iPad-ApplePencilコンビに引けをとらない快適さです。公式HPでMicrosoft Surface用に最適化されていると明記されているだけのことはありました。

タッチパネル非対応のWindows機でもマウスを使って字を書けないことはありませんが、やはり現実的ではなく、イラストの挿入やファイル管理ぐらいの役割になりそうです。

まとめ

iOS機とはweb版を通じて連携できるものの、iOS側での使用に一定の制限がかかってしまうため、やはり早くアプリ単位での実装が待たれます。

とはいえGoodnotesで提供されるポップなスタンプや基本的ではあるものの実用的なテンプレートがWindowsでも使えることは、Windows機で作成する資料やプレゼンテーションの幅が広がり、ユーザーの利便性が上がると思います。



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